英語で「ヨモギ」ってなんていうの
2020/04/29 20:00
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翻訳メモ21

I am fraught with great emotion.
腹の中があっちいだ。←「私は大きな感情に満ちています」
My full of heart is courage and power!
腹に火が入ったみたいだ。←「私の溢れる心は、勇気とパワー」
Let's us carry a villager to the village while Ao lead a bear to the mountain.
「アオが熊を山へ導いてる間に村人を村に運ぼう」
That's true. Let's do our best!
「だよね、私たちのベストを尽くそう」になってます。
このあとも、ミヨシ様が「うちの者が世話に…」というのを「アオはどこ?」とかにしています。原作との違いを探してみてくださいね。
He appeared at the right time.
「彼はちょうどいい時に現れた」
It doesn't make sense.Explain properly.
「意味がわからない。きちんと説明してください」
Would I carry this person until the village?
「この人を村まで運ぶのかな?」
Artemisia
ヨモギ。
『よもぎ苦い、止血っと、よし』←「苦い、傷につけて、よもぎの効果は止血」に変えてます。
実は日本のヨモギの英語名は「Japanese mugwort」で、「Artemisia」はヨモギ属全般の学術名。
どうしてArtemisia にしたかと言うと、ヨモギ属はヨーロッパでも昔からハーブ・生薬として使われてきたからです。Japanese mugwortよりもArtemisiaのほうが、英語圏の人にはヨモギの薬効、またアオ様が家畜の病気やケガを治す神様で、薬草知識があるというのを、イメージしてもらいやすいかなと思いました。
I do not care. Let me carry her.
おら見られでも平気だ。おらに任せれ←「私は気にしない。私が彼女を運ぶ」
この回からシロ様は強くなったんだなあと感慨深い。
それにしても、仕事ついでに池に寄るミッチー、律儀。さすが地域の大将。好き。
追記 ヨモギ属の薬効とその名前の由来
お灸の「もぐさ」の原料ってことは知っていたけれど、ヨモギの効能がすごい。
特有の香りがあり、葉には精油約0.02%(シネオール50%、アルファーツヨン、セスキテルペン)、アデニン、コリン、タンニン、葉緑素のクロロフィルなどを含んでいる。精油は内服すると、血液の循環を促して、発汗作用、解熱作用が働き、浴湯料としても、のどの痛み、腰痛、肩こりの痛みを和らげる。タンニンが、組織細胞を引き締める作用によって、止血や下痢止めに役立てられている。ヨモギ属の属名Artemisiaは、ギリシャ神話の女神アルテミスに由来し、月経痛・生理不順・不妊に効果があるとされ、「女性の健康の守護神」の意味である。ヨモギは、その他の多くの薬効があることからハーブの女王の異名がある。【Wikipedia より抜粋】
生物学的に女であることは月に一度血を流さざるをえない体を持つこと。だからアルテミスは月の女神なんだろうなと思ったり。(前も書いてるけど、カレンダーのない昔、女性は月経周期を月の満ち欠けで把握していたと思われます)。
今回検索してて初めて知ったのですが、アルテミスとアポロンは卵から生まれた話の他に、アルテミスが先に産まれて母親がアポロンを産むのを手伝ったという説があったり、アルテミスは産褥で苦しむ女を助けるためにその命を奪う神とされてたりして、面白いなと思いました。
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